アラランランド

中年の危機からウェルビーイングのかたちを探していく

貧すれば鈍する

新しく仕事に就いたが家計キャッシュフローがマイナス。打開する手立てはただ支出を減らすか、収入を増やす。その両方すら実行するのが難しく考えることすら面倒になる。

友達づきあいも遠慮がちになる。買いたいものを買いたいと思うことすら考えないようにする。欲という欲がなくなれば楽になるのにと思う。だけど食欲や身だしなみをキレイにすることや、性欲なんかは消えない。好きな人がいたとしても何もできないと思ってしまう。無理矢理にでも抑え込もうとすることは生きるという気力すら無くしてしまう。どうでもよくなり酒を飲んでタバコを吸う。少しでも楽しい気分になろうと一時の安楽に身を委ねてしまう。そして考えてはいるけれど考えていないに等しい答えしか見出せなくなる。発言をしなくなり、何を考えてるか分からないと言われる人になる。

最低賃金並みで雇用する企業は、何も考えられなくなった人をここでとにかく働くしかないと思ってもらえるひとがふえれば安定する。その人たちの生活は人それぞれだからと心配などはしない。なかにはやりがいを見出して働いているひともいる。会社は利益がまずは第一優先だ。会社の継続と株主への期待こそが優先。期末に見えてくる利益の確保が何よりも大切。安定的な利益の確保、事業を回す人員の確保。働き手はそれぞれ思いを共にしながら日々をおくる。

 

 

自然の美しさに心が落ち着く。

今ある便利な生活に感謝する。

ただ温かいという、温もり。

新しい視野に気づく喜び。

苦労があることによる日々の大切さ。

生きているという日常。

 

 

そんなかんじです。またね。