アラランランド

中年の危機からウェルビーイングのかたちを探していく

他力本願

今ある生活の状況を自分ひとりで作り出して身の回りにある物揃えるとしたら何が残るだろかと考えると。何もない。水道も電気もガスもトイレもない。

物を買うということが他力本願そのものではないか。物質的な豊かさとは他力本願の賜物。お金を払いモノやサービスを買う。生産者からすると他力本願が新しいモノやサービスを生み出す原動力になる。安全な生活は見えにくいけれども法律や制度が機能していて

状態として存在している。

自分がこうありたいと思う気持ちを実現する心の豊かさにおいてもその上に成り立っている。

そもそものそもそも、私の存在ですら自分で作り出したものではない。世界の営みのなかで生み出されている。これは他力本願というより他力のこと。願いというのは後からやってきたということ。こうやってみたい、こうありたいと思う気持ち。集合体のなかで作用しながら生きている。ほんとうの願いとは、その時の状況からしか生まれない。

確実に豊かになった。だけれども現実は年をとるたびに出来ないことが増える自分個人との現実と向き合わなければならない。

 

 

そんなときもあるよね。

またね。