アラランランド

中年の危機からウェルビーイングのかたちを探していく

コンクリートと鉄

トルコ大地震

 

倒壊した建物のニュース映像をみて

瓦礫はもろく平たく潰れている。

コンクリート造の建物なのに

鉄骨はなし。鉄筋の少なさ。

 

地震が多い国なのに。

 

トルコ当局は

建設許可に違反した会社を取り締まるという。取り締まる側も建設業者も設計業者もオーナーも大きな地震がきたらまずいと分かっていながら対策しなかったんじゃないのか。それとも対策のしようがなかったのか。

 

歴史ある景観は失われてしまった。同時に人命までも失った。歴史や人を大切に思い、後世に残したいという意思があれば手抜き工事の結果は違っていただろう。失われたものはもう戻らない。